デジタル+スクーリングを活用した宅建士取得のための効果的・効率的な学習とは
2026/02/02 (月)
コラム
不動産取引実務において中核となる宅地建物取引士(宅建士)の資格取得。企業の人事担当者や経営者にとって、社員の資格取得支援は重要な課題です。しかし、従来の対面研修やスクール通学型の学習方法では、業務との両立が難しく、受講者の負担が大きいという課題がありました。そんななか、今注目されているのが、デジタルツールを活用した新しい研修スタイルです。
目次
・デジタル学習がもたらす圧倒的な利便性
・データで実証される学習効果
・デジタル学習だけでは乗り越えられない壁
・最適解は「デジタル+スクーリング」の融合
・これからの時代に求められる研修スタイル
・デジタル学習がもたらす圧倒的な利便性
デジタルツールを活用した学習の最大の魅力は、時間と場所の制約から解放されることにあります。通勤電車の中、昼休みの空き時間など、スマートフォンやタブレットがあればいつでもどこでも学習できる環境は、多忙なビジネスパーソンにとって理想的です。 例えば大原の「パススル」というデジタル学習ツールでは、1動画5分の分かりやすい講義動画を提供しているため、10分から15分といった短時間でも効率的に学習を進められます。また、自分のペースで繰り返し視聴できるため、理解が不十分な箇所は何度でも復習でき、すでに理解している内容は倍速再生でスキップするといった柔軟な学び方が可能です。
・データで実証される学習効果
デジタルツールの利便性だけでなく、学習効果の面でも優れた成果が報告されています。デジタル学習プラットフォームの多くは、学習履歴や理解度を可視化する機能を備えており、受講者は自分の弱点を客観的に把握できます。
パススルでは、問題集の実施状況が「個人カルテ」に記録されるので、間違えた問題や類似問題のピックアップができます。これにより、どの分野に注力すべきかが一目瞭然となり、効率的な学習計画が立てられます。受講者からは「いつでもどこでも勉強できる環境が役に立った」「苦手分野を集中的に学習できた」という声が寄せられています。
・デジタル学習だけでは乗り越えられない壁
一方で、デジタルツールだけの学習にはいくつかの弱点も存在します。最も大きな課題は、モチベーション維持の難しさです。自由度が高い反面、自己管理能力が求められるため、計画的に学習を進められない受講者も少なくありません。「明日やればいい」という気持ちが積み重なり、気づけば試験直前まで手をつけていなかったというケースも見られます。
また、孤独感による挫折も見過ごせない問題です。一人で画面に向かい続ける学習は、どうしても孤独を感じやすく、疑問点が生じたときに誰にも相談できないストレスが蓄積します。さらに、自分の実力が他の受講者と比較してどの程度なのか、相対的な位置づけを把握できないことも不安材料となります。模擬試験の結果が合格ラインに対してどの位置にあるのか、同じ目標を持つ仲間と比べてどうなのか、という感覚がつかめないため、学習の方向性に迷いが生じることがあります。
・最適解は「デジタル+スクーリング」の融合
これらの課題を解決するのが、デジタルツールとスクーリング研修を組み合わせたハイブリッド型の学習スタイルです。この方式では、日常の学習はデジタルツールで進め、月に数回のスクーリングで対面指導を受けるという形を取ります。スクーリングでは、受講者同士の交流を通じて仲間意識が芽生え、モチベーション維持につながります。同じ目標に向かって努力する仲間の存在は、孤独感を解消し、「自分も頑張ろう」という前向きな気持ちを喚起します。また、スクーリング時に実施される模擬試験や実力テストでは、他の受講者との相対比較が可能になり、自分の現在地を正確に把握できます。
人事担当者の視点からも、このハイブリッド型は大きなメリットがあります。デジタルツールで各受講者の学習状況をリアルタイムで把握しながら、スクーリング時には講師から直接フィードバックを得られるため、個別のサポートが必要な社員を早期に発見できます。
・これからの時代に求められる研修スタイル
働き方改革が進み、リモートワークが定着した今、研修のあり方も変革が求められています。宅建士のような専門資格の取得支援においても、効率性と効果性を両立させた新しいアプローチが不可欠です。デジタルツールの利便性を活用しながら、対面研修でしか得られない人間的な交流や深い理解をプラスする。この相互補完的な関係こそが、これからの資格取得研修の有力な選択肢になるでしょう。社員の成長を支援し、企業の競争力を高めるために、ぜひハイブリッド型研修の導入を検討してみてはいかがでしょうか。





